見本市出展費用と必要な資料とは?


 国内の見本市に出展して商品を展示することで、来場する問屋との商談が狙えます。
もちろん、小売業者も数多く来場しますから、小売業者を見つけることもできます。

 
国内見本市に出展する費用
は、1小間のスペース(約9平方メートル)での
出品の場合、スペース料金が30~35万円、小間装飾費が30~35万円、電気設備代などが
10万円くらいといったところが平均的な費用です。

 見本市によっては、出展者自身が小間の装飾をしてもOKであることがありますので、その
場合は小間装飾費を節約することも可能です。

 国内見本市に出展する場合、次のような資料を準備しましょう。

1.展示する商品サンプル
 展示する商品サンプルは、一個だけでなく出来るだけ多くの数量を展示して、展示小間全体の
雰囲気が元気な感じになるようにします。


2.商品チラシ
 チラシには、商品の画像、価格、特徴、セールスポイント、材質、サイズ、重量、カラー種類、
などを、できるだけ詳細に記載します。
 
 ① 画像

  商品をデジカメで撮影します。最近のデジカメは画素数が大きく性能もアップしているので、
自分で撮影しても、充分に使える画像が撮れます。
 
 ② 価格

  表示する価格は、「税込み標準小売価格」が普通です。小売価格のうしろに(税込み)と
 表示します。(税抜き価格の場合は、表示価格のうしろに(税抜き)と表示します)。
 
 ③ 特長・セールスポイント

  商品の特長やセールスポイントを、いかに分かりやすく簡潔に記載できるかどうかで、
 問屋や小売店からの注目度に雲泥の差が出てきます。

  性能や特長に関して、「なるほど、売れそうだ」と思わせる商品説明をする必要があり
 ます。

  既存の競合商品よりも優れた特長やセールスポイントが書けないような商品は、絶対に
 売れ ないものです。
 
 ④ 材質

  日本の小売業者は、過剰なほど商品の材質にこだわる面があります。

  たとえば雑貨製品の場合、PVC(ポリ塩化ビニール)が使われている商品だと、それ
 だけで取り扱いに難色を示したりします。過去の一時期、ごみ焼却場などでPVCを燃やす
 と環境に有害な物質が出ると騒がれたことがあるからです。

  焼却設備の近代化が進んだ今、欧米ではPVCはほとんど問題なく使われています。
 しかし、信用や体面を極端に気にする日本では「消費者からなにか言われたら困る」という
 自己防衛の気持ちが蔓延しているためなのでしょうか、相変わらずPVC材質には強い拒否
 反応があります。
 
 ⑤ サイズ・重量

  商品のサイズや重さについての情報も、小売店にとってとても重要です。

  大きさや重量は、お店での陳列方法、陳列場所、発送方法、輸送費用などに大きく関係して
 くるからです。
 
 ⑥ カラー

  商品の色がいわゆる売れ筋カラーかどうかは小売店の重要な仕入れ判断の基準となります。


3.商品ポスター
 ポスターを展示小間の壁や展示台の前面などに貼って、展示している商品が一目で分かるように
します。同じポスターをたくさん貼って、賑やかさを演出するのもOKです。

 ポスターのサイズは、遠くからでもよく目立つ、A2サイズ以上の大型ポスターが望ましいです。
A2サイズやA1サイズの大型ポスターは、原稿がA4サイズであっても、その原稿を拡大コピー
したりすることで手軽に作れます。

ポスター作りで、参考になるサイト
 http://print.tea-pot.jp/kakaku_sta 
 http://www.sourcenext.com/products/kyodai/



4.商品説明POP
 商品名と価格、そして商品の簡単な特長を記載したPOPを、展示する商品のすぐそばに置き
ます。

POPケース

POP作りで、参考になりそうなサイト
(ただし、手書きで派手に描く店頭POPとは違って、見本市や展示会で使うPOPはパソコン文字を
使って印刷し、あまりケバケバしくならないようにしましょう)
 http://www.taka.co.jp/popworld/why/why.html 
 http://www.ccn.aitai.ne.jp/~chu666/pasopoppage/pasoconpop.html



5.来場者名刺受けボックス
 展示小間に立ち寄ってくれた来場者からもらった名刺を入れる、名刺受けボックスです
(正式には「貴名受け」といいます)。

貴名受け

 貴名受けを置いておくと、あなたの商品に興味をもった来場者が、あなたが他の来場者と商談中のとき
などでも、名刺をこのボックスに入れていってくれます。


6.その他必要なもの
 立ち寄ってくれた来場者に渡す名刺、筆記具(ただし、商談の際に紛失しやすいので、高価なものは
置いておかないこと)、商談記録ノート、ペットボトル入りの水(水分補給のため)、など。

 次々と商談が続く場合など、食事を取る時間もないこともあります。念のため、ちょっとした軽い
食べ物(お菓子、パンなど)を用意しておくのもいいでしょう。



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 輸入ビジネスブログをお読みいただいている皆様。

 3月11日に発生した東日本大震災では、すべての皆様がご無事であったことをお祈り申し
あげます。

そして、震災にて亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された皆様に
心よりお見舞い申し上げます。



 私はその日、香港メーカーとの打ち合わせのため、香港におりました。 商談を終え、日本
への帰国便に乗るため香港のMTR(地下鉄)の駅で電車を待っていたところ、「今、大きな
地震があった」と日本のオフィスから携帯電話に連絡が入りました。

 成田空港が空港封鎖されたため急遽名古屋行きの便に切り替え帰国しましたが、帰国して
初めて震災の重大な深刻さを知りました。

 福島県郡山市で生まれた私は、テレビなどで東北の惨状を見るにつけ、気持ちの落ち着きを
取り戻すまでに時間がかかりました。そして、あれから1ヶ月以上のブランクののち、気持ち
を切り替え、本日、久しぶりにブログを再開しました。

 日本の再活性化にチャレンジされている皆様の今後のビジネスに少しでも参考となることを
切に希望し、今日から国際ビジネス最前線からのブログを再開いたしました。

 今後とも、皆様にご愛読頂き、皆様の実りあるビジネスに貢献できればこの上なき幸せと存じ
ます。

中村 貞彦



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プロフィール

hikonaka

Author:hikonaka
国際ビジネスブログへようこそ!

26才で東京大手町の有名総合商社を脱サラ。

辞めた理由は、ちょっと単純すぎたかも?。。。でしたが、大きな歯車のひとつだけでは人生物足りないかなと感じたから。

脱サラ後は、渋谷の露天で瀬戸物を売ったり、六本木の場末で弾き語りのバイトをしたりして、少しずつ起業資金を蓄え、28歳のとき貿易会社を立ち上げました。

最初は社員一人だけ、明日の食事にも窮する毎日。でも、胸躍る青春の日々でした。

それから30数年、紆余曲折、波乱万丈、いろいろありましたが、輸入ビジネスというビジネスモデルは国際的な人脈・友人が増え、時には日本市場でヒットする商品が出て結構儲かったりして、日々楽しいものです。

また、各国見本市でのヒット商品開拓や海外メーカー訪問で、世界を飛び回り、海外での仕事、休日、食事、交友など、公私共にいろいろな幅広い経験が出来ます。

私が今まで日本市場にデビューさせて大きなヒット商品となった輸入商品は数々あります。

たとえば、皆さまにおなじみの商品としては;

■ワイン保存器具「バキュバン」

(オランダ製)
■卓上製本機「とじ太くん」
(オリジナル製品)
■電池電動お掃除ブラシ「ソニックスクラバー」
(中国製)

などが挙げられます。

この輸入ビジネスという面白いビジネスモデルのノウハウや日々の出来事などを皆様にもお伝えし、少しでも皆様の実りある人生のお役に立てればといいなと思っています。
  
それと、自分なりの自慢話は、少年時代、「空気投げ」で有名な伝説の柔道家、:三船久蔵十段がご存命中に、講道館で受け身の稽古をつけてもらっていたということです。いまでも三船十段との感触が、私の身体に息づいているような気がして、勇気づけられます。

どうぞよろしくお願いします。


その他の略歴
■1994年 貿易貢献で日本貿易振興会(ジェトロ)理事長表彰受賞

■2002年 ジェトロ認定貿易アドバイザー試験問題作成委員に就任

■日本貿易学会会員

■特別授業・講演
 (海外)
  ケンブリッジ大学MBA
  クランフィールド大学MBA
  ストックホルム経済大学
  ヘルシンキ工科大学
  ベルリン自由大学
  ロンドン商工会議所
  ミラノ商工会議所
  ほか。

 (国内) 
  麗澤大学
  東京経済大学
  横浜商科大学
  日本貿易振興機構(ジェトロ)
  仙台商工会議所
  福島商工会議所
  甲府商工会議所
  盛岡商工会議所
  いわき商工会議所
  しまね産業振興財団
  国際経済交流財団
  ほか。

 (出演)
  英国BBCテレビ国際放送
  NHK教育テレビ
  
 
著書

「輸入ビジネスの新しい儲け方」
(すばる舎) New!

「ぜったい儲かる!輸入ビジネス」
(すばる舎)

「輸入ビジネスーヒット商品のつくり方、見つけ方」
(すばる舎)

「起業バンザイ!会社をつくって成功する人しない人」
(すばる舎)

「Selling into Japan」
(英国Venture Handbooks)

「実践 国際ビジネス教本」
(世界経済情報サービス刊。ジェトロ編集)

「貿易戦争から見る世界と日本」
(こう書房)

「輸入ビジネスはこんなに儲かる」
(かんき出版)

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